ピロリ菌という言葉が、最近よくテレビや新聞などで取り上げられています。この菌の正式名称はヘリコバクター・ピロリといい、人などの胃に住みつき、胃潰瘍やがんの原因とされていることから、今非常に注目を浴びているのです。特に胃がんの人の99%がこの菌に感染していたというデータもあるなど、予防学的にもまさに見過ごすことができない細菌ということが分かります。
ピロリ菌に感染すると、慢性胃炎になります。しかし、一般の胃炎とこの菌に侵された胃炎との区別は病院で検査をしないとわかりません。がんを予防するためにも長引く胃炎はまず受診し、内視鏡検査を受けてこの菌の有無を確認することが大切です。
ただ、菌があっても薬で除菌すれば安心ですので、疑わしい時は早めに受診しましょう。東京荒川区の荒川外科肛門科医院は、ピロリ菌の検査及び除菌を行っています。